ICUは日本一のリベラルアーツ大学
ここで断言してしまうと、ICUは日本一のリベラルアーツカレッジです。その理由は2つあります。
1つ目に、必修科目や選択必修科目など、授業の履修方法に制限がほとんどないこと。
ICUで必修科目とされているのは「キリスト教概論」という3単位の授業が一科目だけです。
専門科目に関してもかなり規制が少なく、4年間をかけて自由に自分の学びを作ることが出来ます(詳しくはICUの履修制度から)。
2つめにICUでは、文系では音楽、理系では量子論、有機化学実験まで、ありえないほど幅広い授業を自由に履修することが出来るのです。(詳しくはICUで学べることから)
証拠として、私のある学期の時間割を公開しましょう。
ここでの授業内容を解説していきます。
神経生物学・・・生物の神経系、特にシナプスネットワークについて学びました。脳科学などに興味がある人に最適です。
ドキュメンタリーフィルム作成・・・グループで実際にドキュメンタリーフィルムをプロの放送作家のアドバイスをもとに作成していく授業です。将来マスコミや映像関係に進みたい方にお勧めの授業です。
通訳の理論と実践・・・ひたすら通訳になるためのスキルを身に付ける授業です。もちろん、将来の仕事に通訳を考えているかたにお勧めです。
有機化学・・・生体内の化学反応を学びます。有機化学は1、2、3とステップアップしていく授業です。
基礎物理学実験・・・物理学の基礎的な事柄に関する実験です。
中東の政治と国際関係・・・その名の通り中東の政治や国際関係を主にケーススタディで学びます。
国際経営総合分析・・・国際ビジネス経営の実際をケース分析を通して学習します。グループワークが主です。
いかがでしょう。日本の大学でこの様に文理を問わず、しかもドキュメンタリーフィルム作成から物理実験(座学でなく実験科目)までの分野を同時に、自由に学べる大学が他にあるでしょうか?
ありません。
私の友人は、心理学(実験を含む)を軸として法学、音楽(ICUでは音楽まで学べてしまう)、開発学などをたくさん履修していました。
このようにICUでの学びは無限大です。
ぜひとも自分の興味あることをガンガン学習していき、視野を広げていきましょう。
人生がとても楽しくなります。