リサーチリーブって何?
ICUの先生方は、4年に1回「リサーチリーブ」という制度によって一年間大学の業務を離れ、自分の研究に専念することが出来ます。
これはICUの先生方が教育、事務仕事など普段から非常に忙しく、なかなか自分の研究をする時間を得られないために大学側が用意した日本の大学では非常に珍しいシステムです。
このリサーチリーブで先生方は普段の忙しさのうっ憤を晴らすべく研究に専念します。
人によっては海外の大学とコンタクトを取って一年間日本を離れて研究する先生もいます。
また、ICUに残ってひたすら研究研究を進める先生もたくさんいらっしゃいます。
しかし、このリーブ、学生にとっては困る問題があります。
それは、自分の卒論アドバイザーとして志望する先生が、ちょうどリサーチリーブになってしまうと直接の卒業研究の指導が受けづらくなってしまうのです。
人によってはICUに残って研究しているので、書類上は他の先生にアドバイザーになってもらって、実際の指導は自分の希望する先生にするという裏ワザを使う人もいます。
しかし、先生が海外に研究に行ってしまうとこの作戦は不可能に近く、志望の先生を変えないといけなくなる学生もたまに見かけます。
ICUに入学して、自分が卒論でお世話になりたい先生が決まったら、すぐにその先生のリーブの年を確認しておきましょう。
早めに打診しておけば、何か手を打ってくれるかもしれません。